
「アルシンドになっちゃうよ」——1990年代に流行したこのフレーズ。
CMで一躍有名になった元サッカー選手 アルシンド・サルトリ さんの見た目のインパクトから、今でもネット上では「円形脱毛症だったの?」という声が上がります。
この記事では、アルシンドと脱毛症の関係、そしてAGAと円形脱毛症の違いについて、医学的な観点も交えて解説します。
アルシンドってどんな人?
- 名前:アルシンド・サルトリ(Alcindo Sartori)
- 出身:ブラジル
- 活躍時期:1993年~ 鹿島アントラーズなどに所属
- 印象:前頭部~頭頂部の髪が薄く、ハゲキャラとして定着
当時のCMでのセリフ「アルシンドになっちゃうよ」が大流行し、薄毛の代名詞として語り継がれています。
❓ アルシンドは円形脱毛症だったのか?
結論から言うと、アルシンドさんの薄毛は「AGA(男性型脱毛症)」タイプであり、円形脱毛症ではありません。 症状タイプ 円形脱毛症 AGA(男性型脱毛症) 主な原因 自己免疫疾患 男性ホルモン(DHT)の影響 脱毛の形 突然10円玉大の円形に抜ける 前頭部・頭頂部から徐々に進行 対象年齢 全年齢 主に20代〜50代男性 主な治療法 ステロイド外用・局所注射 ミノキシジル・フィナステリド
つまり、「ハゲ=円形脱毛症」という誤解は正しくなく、アルシンド=AGAタイプです。
なぜ今でもネタになるのか?
SNSや掲示板では今でも「アルシンドネタ」が根強く残っています:
- 「抜け毛増えた…もうアルシンドじゃん」
- 「おでこ広くなってきた=アルシンド化」
しかし、AGAは治療で進行を止められる時代。ネタにして笑う前に、正しい治療を始めましょう。
管理人の治療経過画像
私自身も以前はM字が進行し、正直アルシンドに近づいていました。
湘南AGAで治療を始めた結果がこちら:

- 治療期間:6ヶ月
- 使用薬:フィナステリド+外用ミノキシジル
- 結果:生え際・密度ともに改善
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※本記事は個人の体験と調査に基づいており、診断・治療は医師の指導のもとで行ってください。