AGAと整髪料

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男性でもオシャレをするためにワックスなど整髪料を使用することが多く、
髪の毛をセットするためには欠かせないアイテムの一つです。

しかし、髪の毛をスタイリングする効果が高いというメリットがあると同時に、
毛髪や頭皮に少なからずダメージが加わりやすいという点を頭に入れておく必要があります。

もちろん、ワックスを中心とする整髪料が原因でAGAを発症することは絶対にありません。

AGAは脱毛促進物質のDHTが引き金となっており、
細胞分裂の低下や新陳代謝の衰えも症状を悪化させる要因となっております。

そのため、「ワックスを使用する頻度が多い＝AGAを発症して薄毛になりやすい」という方程式は成り立たないのです。

それでも、ワックスやヘアスプレー、トリートメントやポマードといった整髪料の中にはたくさんの化学成分が含まれております。

その化学成分を髪の毛や頭皮に直接付着している形となるため、
「ワックスは髪の毛に悪い」と言われているのです。

整髪料の中に最も多く含まれている成分が界面活性剤で、
毛髪を作る上で欠かせないタンパク質を奪い、
弱々しくて細い髪の毛の原因となります。

ワックスには粘着力があり、
ホコリが付着しやすくなるので外部刺激を受けやすくなり、
AGAの原因にならないとしても症状を悪化させる要因となるのです。

また、ワックスを付けた後にしっかりと成分をシャンプーで落としていないと、
毛穴を塞いで代謝機能を衰えさせる大きな原因となります。

仕事から帰ってきて疲れており、
お風呂に入らずにそのまま寝てしまうような男性は実に多いのではないでしょうか。

このような生活を繰り返していると整髪料が原因で毛穴を塞ぎ、
髪の毛への栄養供給が損なわれて抜け毛が加速するため、AGAと無関係だとは言い切れないのです。

毛穴詰まりによって痒みやフケ、炎症といった頭皮トラブルを引き起こすこともあるので、
整髪料を使用した時はその日のうちに綺麗に落とさなければなりません。

ハード系のワックスはホールド力が強い代わりに頭皮や髪の毛への刺激も強いため、
AGAの治療を行っている男性にはマットタイプがおすすめとなっております。

どちらにしても髪の毛に良くない化学成分が含まれているので、
その日のうちに洗い流さなければならないという点では一緒です。

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